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カテゴリ:豊橋凧( 2 )

東三河の伝統 豊橋凧-2

江戸時代中期から東三河に伝わる伝統凧である豊橋凧には「ケロリ凧」と「八ツ花凧」の2つの凧がある。一般
に和凧は形状はともかく縦長、若しくは縦横比が同じ長さのものが多い中、「ケロリ凧」は横長で扇を模した形
になっていて、一見不安定に見えるがこれが弱い風でもよく揚がるとか。「八ツ花凧」は2つの正方形の1つを
45度回転してづらし外回りに8個の三角形が花弁の様に見える凧で強い風の時に揚げる凧と其々特徴がある。
この様な凧の構造と同時に、綺麗な色彩で描かれた絵には殊の外魅了される。               

かなり大きな八ツ花凧 絵柄も素晴らしい
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ケロリ凧の続き 凧に描かれた絵を見るだけでも楽しくなる
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普通によく見られる縦長の凧
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だるま凧
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八ツ花凧
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豊橋うずらに因んで作られたウズラ凧と白はと凧
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左上のケロリ凧は平安の雅、源氏物語の絵が華やかだ 然しこれは和紙に描いた絵でなく、包装紙を
貼った凧で重すぎて揚げる事は出来ないそうです この様な遊び心のある楽しい凧も展示されていた
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八ツ花凧の骨組み構造が良く分かる
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巨大なケロリ凧の裏側の骨組み 雌竹を丸のまま外側に和紙を撒いて強度を出し骨組みしている
この凧は分解できないのでこのままの形で、ある人の家で保管しているそうです。
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八ツ花凧の大凧の骨は雄竹を平らに整形しで分解できる様に所々蝶ナットを使って骨組みしている
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この八ツ花凧も展示場の天井までとどく大きな凧故、山田さんに横に立って頂いた
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by doi_masanori | 2018-01-19 00:01 | 豊橋凧

東三河の伝統 豊橋凧-1

凧の歴史は古く遡れば紀元前4世紀の中国が発祥とされている。日本では平安時代中期に作られた辞書に凧に関
する記述があったので、その頃迄に伝わったと思われている。室町時代には凧は「イカ」「イカノボリ」と呼ば
れていた。江戸時代直前までは上方(関西)では「イカ」「イカノボリ」だったが、江戸時代に入り江戸っ子は
上方に対抗意識をもって「イカ」ではなく「タコ」だと言い江戸っ子の「タコ」揚げが益々盛んになり、とうと
う「凧」と言う字まで作ってしまった。よって「凧」は江戸時代に作られた漢字である。豊橋伝統の「豊橋凧」
も江戸時代中期の凧揚げが盛んな時代からの伝統を受け継いで現在に受け継がれている貴重な文化財と言える。
凧は本来揚げて楽しむものだが、展示会で豊橋凧をまじかで見て形もさることながら、絵柄や色彩の素晴らしさ
に大いに感動した。今回は展示会の最終日然も片付けに入る1時間ほど前に来て、壁に展示してある全ての凧を
撮影してその後、豊橋凧保存会事務局長の山田さんから色々説明して頂き、改めて豊橋凧の魅力を感じた。  

この巨大なケロリ凧は横4.5m、縦3mの大きさ パソコンで専用ソフトを使って元絵を100等分して
1枚1枚をA3サイズに拡大コピーし、横10枚、縦10枚を糊代付きで貼り合せ計100枚で下絵を作り
その上に繋いだ大きな和紙を被せて下絵をトレースして1枚の絵を作り、色付けして完成したもの。パソコ
ンを使って100枚の下絵を作ったのは事務局長の山田さん、絵描き色付けは米寿を迎えている大ベテラン
の谷山さんとのこと。        このケロリ凧の大きさはこのページの最後の画像で実感出来ます。
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壁に展示されているケロリ凧の美人画、戦国武将画、その他・・・の殆どが谷山さんの作
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作品を片付ける少し前の会場の風景
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巨大なケロリ凧の横に大きさ比較の為に立って頂いた豊橋凧保存会事務局長の山田さん
凧の高さは会場の天井より高いので斜めに展示されている。            
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Sony α6000 / PZ16-50F3.5-5.6

次はケロリ凧の続きと八ツ花凧を紹介します

by doi_masanori | 2018-01-18 00:01 | 豊橋凧