今回幼鳥がいたところは断崖のやや傾斜の緩い岩肌の上。こんな所に来るには飛んでこなければ来られない場所
だから間違いなく飛んで来たのだろう?と思ったが、ひょっとして此処には不時着したのかも知れない。何れに
してもこの断崖の中腹から脱出しなければならない。バタバタ羽ばたきをしていたこの幼鳥は上手く飛べそうも
無いので、ロッククライミングを試みていた。脚と羽ばたきで、途中何回も休憩を取りながら必死になって上を
目指してやっとたどり着いた岩の上で、大きな声を出して親を呼んでいる様に見えた。
断崖の中腹でバタバタしていた幼鳥