7月31日、火星が地球に最接近した。2003年以来の大接近で6000万kmを切って5760万km迄近づ
いた。火星の接近が小接近の時は1億km以上離れているので、この大接近は驚異的な近さと言えよう。明るさも
-2.8等級の明るさで木星よりも明るく輝いている。大接近の火星と同時に木星や金星も同じ時間帯に撮ってみ
た。他に火星を含めた南天の星空と天の川も撮ってみた。
火星はこの画像より3時間10分程前に地球に最接近している(南東方向)
同時間帯に撮影した木星(南南西方向)
同時間帯に撮影した金星(西方向山の端に沈む頃)金星には満ち干があり、半分ぐらいに欠けた金星
Nikon EDG85 / 75WDS / Sony NEX-6 / Sigma 30F2.8DN
真夏の南天に広がる天の川 左に最接近中の火星 右端から「サソリ座」が左に伸びていて中央に天の川が立ち昇っている
Sigma DC Macro 18-200F3.5-6.3 / Pentax KP / O-GPS1
最接近中の火星の東側から上り始めた月
月齢18.4の月が昇り始めた
Sigma DC Macro 18-200F3.5-6.3 / Pentax KP