江戸時代中期から東三河に伝わる伝統凧である豊橋凧には「ケロリ凧」と「八ツ花凧」の2つの凧がある。一般
に和凧は形状はともかく縦長、若しくは縦横比が同じ長さのものが多い中、「ケロリ凧」は横長で扇を模した形
になっていて、一見不安定に見えるがこれが弱い風でもよく揚がるとか。「八ツ花凧」は2つの正方形の1つを
45度回転してづらし外回りに8個の三角形が花弁の様に見える凧で強い風の時に揚げる凧と其々特徴がある。
この様な凧の構造と同時に、綺麗な色彩で描かれた絵には殊の外魅了される。
かなり大きな八ツ花凧 絵柄も素晴らしい