豊橋特有の”三河の空っ風”が吹く中ではあったが晴天に恵まれた一日だった。たった10時間の短い寄港の
ひと時だったが、迎える者迎えられる者には夫々の想いがあったに違いない。迎えられる者に少しでも喜ん
でもらえる様にセレモニーを盛り上げた女子高生の演技や太鼓連、手筒花火連などの演出は非常に良かった。
乗客たちは下船してバスで観光に出かけて、その観光地での思い出は勿論、その前後の豊橋の港での歓送迎
のもてなしには少なからず感謝していると思う。そんな双方の思いを胸に「飛鳥Ⅱ」は静かに岸壁を離れた。
5万トンを超す「飛鳥Ⅱ」の大きさに圧倒された
午後4時50分頃、この時間では太陽は未だ強く照り付けている
Sony α6000 / E10-18F4
Fujifilm X-T10 / XF18-55F2.8-4
地上にある8階建て位の長い長いマンションの様だ
午後5時27分、手筒花火も終わって太陽も西に傾いてきた
Sony α6000 / E10-18F4
午後6時 間もなく夕陽が沈む 船首のロープが解かれいよいよ出港
既にタラップは納められていよいよ
未だ明るさはあるが、灯りがともされ、煙突からは薄っすらと煙が上がっている、出港準備完了
Fujifilm X-T10 / XF18-55F2.8-4
この巨大な船体の向こう側には2隻のタグボートが岸壁から船体を引き放している
Sony α6000 / E10-18F4
綺麗な夕焼けの中を出港
日本最大のクルーズ客船「飛鳥Ⅱ」は夕焼けに染まる海に向かって三河港を後にした
Fujifilm X-T10 / XF18-55F2.8-4