昨年は伊那前岳へのトレッキングを敢行したけれど、稜線で並外れの強風にあおられ、途中で引き返すことに成った。今年はコースを変えて
3年ぶりに「極楽平」から「宝剣岳」へのトレッキングをすることにした。毎年のことながら、高山植物や山の風景などを撮りながらの山歩き
なので、普通の登山者の2倍くらいかけての、のんびり登山。と言うことで、あまり疲れを感じない。それより、どちらかと言うと、息をこらして
高山で花の写真を撮る時の方が、苦しく感じることも有る。古希を過ぎてのトレッキングでは有るが、何の問題も無く出来ることの幸せを感じ
つつ、毎年相棒の「かみさん」と一緒に楽しんでいる。先ずは「宝剣岳」アタックの手前までの画像です。
ロープウエイを降りて千畳敷駅の前に立つと真っ先に眼に飛び込んでくる壮大な景色
快晴の宝剣岳
駅の裏側(南)に立つと雲海の上に連なる南アルプス連峰 富士山も見える
標高2612mを境に上は快晴、雲海の下の駒ヶ根市内の様子は分からない
登山カードに記入し後、駅を出て直ぐに出会ったお猿さん
「極楽平へ」のアプローチ 景色や高山植物を撮りながら、まづは「極楽平ま」でのんびりと登る(写真を撮るのに時間が掛かる)
途中から振り返ってみる 宝剣・千畳敷カール・千畳敷駅
雪渓と緑のコントラストが綺麗に映る
振り返って見る 帰りのルート「乗越浄土」心臓破りの「八丁坂」
朝方は紺碧の空で雪渓が一段と映える
しかし近付くと真っ白ではなく灰色も目立つ
今年は例年に無く雪渓が多い この辺りは毎年一箇所しか見られない
「極楽平に」到着
御岳さんも雲の上の頂上しか見られない
三ノ沢岳・宝剣岳分岐までのアプローチ
三ノ沢岳
振り返って 中央アルプス 檜尾岳・空木岳・南駒ケ岳方面
正面方向 目指す宝剣岳 右伊那前岳方面
宝剣岳 左へ 中岳・木曽駒ケ岳方面
左駒ケ岳 右中岳
伊那前岳方面
振り返って 極楽平・檜尾・空木方面
三ノ沢岳・宝剣岳 分岐点
分岐点から南アルプス連峰を望む
此処からこの様な谷を見ながら岩場をよじ登って宝剣へアタック
所どころで、右手を見ると千畳敷カールが見える
途中の岩場からの眺め
目指す宝剣岳 途中幾つもの岩場を上り下り
頂上に人影が
急な下りの岩場を注意深く降りる
次にアタックする岩場
目指す宝剣は直ぐの様だが、まだまだ難所が続く
駒ケ岳から左へ木曽前岳方面
見るからに怖そうな所、此処を下りなければ目的が果せない
垂直に近い岩場をチェーンを頼りに慎重に降りる
目の前に見える宝剣だが・・・
チェーンを頼りに足場を探す
下には千畳敷カールの一部が見える
無事に下りる事が出来一安心
まだまだ安心は早い 次の岩をアタック
どなたか余裕のポーズ?
左側が宝剣岳 その前に手前の岩場をアタック
大きな岩の間をチェーンを頼りに岩越え
岩の上に「イワヒバリ」が鎮座
岩を回り込んで裏に回るとこんな近くに しかし近すぎて、すぐに、さようならと
岩陰の空地でひっそりと咲いている「チシマギキョウ」
-2/2へつづく
Olympus / XZ2